October 8, 2025
試合結果 | EASL TIP OFF 2025:ザック・ブロンコスがアルバルク東京を撃破、モンゴル勢初のEASL勝利を飾る
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Broncos stun Alvark on the road as Ian Miller and Efe Odigie combine for 47
試合概要
モンゴルバスケットボールの歴史が動いた。EASL TIP OFF 2025で、リーグ初のモンゴル代表クラブとなるザック・ブロンコスが、日本の強豪アルバルク東京を敵地で84–69と破り、EASL初勝利を挙げた。
下馬評では劣勢と見られていたブロンコスだが、試合開始から果敢に挑み、前半途中までは主導権を握る展開。大堺大起の3ポイントでアルバルクが39–38と逆転して前半を終えたが、その後も一進一退の攻防が続いた。
試合を決めたのは第4クォーター残り4分弱。70–66とリードされた場面で、安藤周人のシュートが外れると、ブロンコスのイアン・ミラーが逆に3ポイントを沈めて流れを引き寄せる。残り3分20秒で7点差に広げると、最後は連続ディフェンスストップと得点で突き放した。
主な活躍選手
- イアン・ミラー:クラッチタイムで勝負を決める3ポイント
- エフィ・オディジ:ゲームハイの25得点(EASLデビュー戦)

アルバルク東京を下したザック・ブロンコスは、これで1勝0敗となりグループC首位に立った。次戦は11月1日、ホームにTPBL王者ニュータイペイ・キングスを迎える。
一方のアルバルク東京にはすぐに立て直しの機会が訪れる。10月22日、新荘体育館でニュータイペイ・キングスと対戦予定で、試合開始は現地時間午後7時となっている。

EASL Player of the Game
イアン・ミラーが鮮烈なEASLデビューを飾った。昨季「The League」のMVP、そして今夏のBCL East Asia MVPに輝いた男が、国際舞台でもトップレベルで支配できることを証明してみせた。
立ち上がりからオフェンスで自在に動き、スクリーンを使ったミドルジャンパーやフリースローで得点を重ね、フリースローは4本すべてを沈めた。最大のハイライトは、ブロンコスを73–66と突き放すバスケット。これで試合の流れを完全に決定づけた。
試合後、ミラーは「モンゴルバスケットボールのレベルは確実に上がっている。アジアの舞台でも存在感を示していける」と語り、その自信と手応えを口にした。
まだ20歳の若さながら、ザック・ブロンコスのモンゴル代表フォワード、アルタンゲレル・アズバヤルが鮮烈なインパクトを残した。この日のプラスマイナスは**+26**。EASL TIP OFF 3試合に出場した61選手の中で最高値を記録した。
3ポイントを沈め、さらに本日最多となる4ブロックを記録するなど、攻守両面で存在感を発揮。シュート成功率85.71%で16得点を挙げ、若きフォワードの将来性を大いに示した。
(プラスマイナスとは、選手がコートにいる間の得失点差を表す指標。)

アルバルク東京は10月22日、アウェーでニュータイペイ・キングスと対戦する。ザック・ブロンコスの次戦は11月1日、ウランバートルにニュータイペイを迎えてのホームゲームとなる。
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