May 16, 2025
MBA『The League』ファイナル 最新情報:ザック・ブロンコスがシリーズ2勝1敗でリード
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The League ファイナルは BCLアジア開催のため一時中断中。ここで、これまでのシリーズの状況を簡単に振り返ります。
EASL出場権を懸けた戦いは佳境へ──「The League」ファイナル第3戦までを振り返り
EASL 2025–26シーズンに向けて、モンゴル代表枠を懸けた「The League」ファイナルが激戦を繰り広げている。今季からEASLはモンゴルバスケットボール協会(MBA)とパートナーシップを結び、「The League」王者に出場枠を付与する新制度を導入。
その切符を争うのは、ビシュレルト・メタルとザック・ブロンコスの2チーム。両者ともセミファイナルを最終第7戦までもつれる接戦で勝ち上がり、ファイナルでも激しい点の取り合いが続いている。
ここまで3試合が終了し、シリーズはブロンコスが2勝1敗でリード中。全試合を振り返ってみよう。
第1戦|メタル 85 – 82 ブロンコス
シリーズ開幕戦は、ビシュレルト・メタルが接戦を制して白星スタート。序盤は両者一歩も譲らない展開が続き、第3クォーターには一時ブロンコスが9点差をつけたが、終盤の勝負所で輝いたのはメタルのバイロン・ウェズリーだった。
残り2秒、スコアが82-82で並ぶ中、ウェズリーがロングスリーを沈めて勝負を決定づけた。ミラー(ブロンコス)もブザービーターを狙ったが届かず。ウェズリーはこの試合で40得点と圧巻のパフォーマンスを見せた。
第2戦|ブロンコス 83 – 81 メタル
負けられないブロンコスは、第2戦で修正力を発揮。試合を通じて主導権を握り続け、最大12点差をつける展開に。メタルも終盤に粘りを見せ、残り1:55にはウェズリーのジャンパーで逆転に成功するが、ブロンコスのビルグーン・バットゥブシンが直後に値千金のスリーポイントを沈めて再逆転。
この日はエースのイアン・ミラーが無得点に終わったものの、チーム全体で5人が二桁得点。中でもイクバヤル・チュルーンバタルはスリーポイント4本すべて成功の18得点と存在感を放った。
第3戦|ブロンコス 84 – 70 メタル
シリーズの流れを完全に掴んだブロンコスは、Game 3で初の2桁差勝利を収め、シリーズを2勝1敗とリード。試合は前半こそ接戦だったが、第3クォーター終盤にムンフトゥブシン・ダワードルジが決めたスリーが流れを一変。これで一気に9点差となり、そのままブロンコスが突き放した。
ミラーはこの試合で27得点と完全復活。ウェズリーも31得点で応戦したが、メタルは後半の失速が響いた。
今後の行方は──シリーズは一時中断へ
Game 3を終えてシリーズはブロンコスが2勝1敗でリード。しかし、両チームはこの後開幕するBCLアジアへの出場が控えており、ファイナルは約3週間の中断期間に突入する。
この長期ブレイクは、流れを掴みかけたブロンコスにとってはやや不安材料。一方、巻き返しを図るメタルにとっては、準備期間としてプラスに働く可能性もある。
【今後の試合スケジュール】
- Game 4|5月17日(土)
ビシュレルト・メタル vs. ザック・ブロンコス - Game 5|5月19日(月)
- Game 6(必要な場合)|5月21日(水)
- Game 7(必要な場合)|日程未定
ブロンコスがこのまま押し切るのか、それともメタルが巻き返しを見せるのか。モンゴル初のEASL出場権を懸けたシリーズは、まだまだ目が離せない。
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